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Dreeeeeam!
構っていたいの(政宗)





産まれてこの方、これほどまでに相性の悪い人と出会った事がない。




隣を通り過ぎる時は必ず馬鹿にしたような笑顔で私を見遣る。
戦帰りでも、朝餉に向かう途中でも、稽古の帰りでも!






政宗は、私の天敵だった。



いや、私のような『体質』の人間全ての敵だろう。



「痛いっ!」


「またか?」



例の馬鹿にした笑みの政宗は、面白がって私の方に手を伸ばす。

するとまたも『私だけ』に鋭い痛みが走るのだ。




「ひっ……!あんた、それでも婆裟羅者なんでしょ?!自分の能力くらいコントロールしなさいよおっ!!」




一国の城主相手に悪態をつくと、伸ばされていた片手は両手に増やされてさらに己を苦しめる結果になってしまった。




「なまえが俺のSparkを欲してんだろ?」


「断じてっ、欲しくな……いったあ!」




そう、私の体質は静電気体質。

他の人より静電気の"バチッ"をくらいやすい非運な体質。


その側に雷属性の政宗が居たら、たまったもんじゃないの!!




「っ、半径5m寄るの禁止って言ったのにっ!」


「そりゃあ無茶なOrderだな、Honey。」




にやにや笑う政宗は、遂に私の隣にまでやって来た。

触れる距離にある太腿にまで、容赦なく電撃が走っていくのだ。




「やっ、痛い離れてっ!」


「I don't hear anything!!(聞こえちゃいねぇな!)」




何事か叫んだ政宗が、ばっと目の前で両手を広げ、私に抱き着こうとする。
静電気の衝撃に耐える為にぎゅっと目をつむった、その時。




「政宗様……」


「shit!Timingが悪すぎだ、小十郎!」





襖から呆れた顔を出した小十郎のお陰で助かった!

政宗の隣からダッシュで抜け出して、小十郎の腰に抱き着く。




「なんで小十郎には躊躇いなく抱き着くんだよ!」


「小十郎は政宗みたいにバチバチしないから!」




むーっ、と膨れてやるとちょっぴり機嫌が悪くなったようだった。




「……なまえ姫。少し、政宗様と話がございますので……」


「うん。意地悪な政宗なんかだいっきらい!」




素直に返事をして、なまえは部屋から遠ざかった。















構っていたいの。





―――………またですか。


―――わざとやってんだよ。








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青の方も好きです。

bsrに嫌いな子はいないと思う^^





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あきゅろす。
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