Dreeeeeam!
あのね、(現パロ小十郎sss)幼児ヒロイン注
愛娘のなまえは、本当に可愛くてしょうがない。
職業柄、こんな感情になるとは思いもよらなかったが、案外そうでもないらしい。
本当に、目に入れたって痛くねぇ。
「ぱぱっ!」
幼稚園に送り届けたなまえが、抱えられた腕の中で自分の事を呼んでいる。
ぱぱ、の響きにはいつも頬を緩ませちまう。
これから詰め所に行かなきゃならねぇってのに、これじゃあ極道、若頭補佐の名が泣くか。
「ぱぱ、いってきますのチュー!!」
「……ん、ありがとうなまえ。行ってくる。」
にっこり笑ったなまえが、俺の傷のある頬に唇を押し付けた。
そういえば、この傷を付けて帰った日は、大泣きされて困ったもんだ。
『ぱぱしんじゃいや!』
……言われた事は嬉しいが、二度と娘に言わせたくない。
親バカだと若頭に言われたとしても、別にいいとまで思うんだから。
そんな幸せと娘に関する信念に浸っていたら、腕の中の娘がないしょ話のように口に手をあて、耳に被せて囁いた。
あのね、
―――おおきくなったら、なまえは、ぱぱのおよめさんになるの!
―――そうか、なら待ってるぞ?
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私が人生一からやり直したいだけだろ、な文でした(・∀・)←←
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