テニスの王子様
氷帝
コンコン
「失礼する」
ガチャ
扉を開けるとそこには氷帝学園の皆さんがおりました
『あ、跡部くん！？』
跡「来ちゃまずかったのかよ」
『いや、違うけどダンスパーティーの主催者だから忙しくないのかなって』
跡「俺様を誰だと思ってる？アーン」
岳「 都がドレス選びに困ってるって遠山に聞いたから来てやったんだぜ！」
侑「さすが跡部やな〜何着ここにあるん？」
跡「100以上はあるだろう。だから好きなのを選べって言っただろ？好きなのを選べばいいじゃねぇか
もしかしてこの中に着たいのがねぇのか？」
『違うよ！多すぎて選べないの！』
跡「あぁ、そういうことかならこの俺様が直々に選んでやろう」
侑「跡部だけずるいやん」
芥「そうだC〜跡部ばっかりずるいC〜」
鳳「俺たちも選びたいですよね！宍戸さん！」
宍「そ、そうだな」
若「下剋上だ」
跡「ちっ、仕方ねぇな時間もねぇし一人１着１０分で選んでこい」
みんな「はーい」
＊＊＊
１０分後
跡「ドレスは選んだな？じゃあ俺様からだな」
と出されたドレスは
『あれ？なんか意外』
侑「せやなぁー跡部ならものごっついの選ぶと思ったんに」
宍「細かく見るとえらい豪華なの選んできたがな」
岳「よくよくみるとここに埋まってるのって全部ダイヤか？」
跡「そうだ。俺様と踊るからには変なドレス着た奴とは踊れねぇ」
『なんかでも、そのわりには落ち着いてるし着やすいかな？』
跡「当たり前だ。俺様が選んだんだ」
侑「次俺やな〜」
と出されたドレスは
宍「なんかおかしくねぇか？」
鳳「それ俺も思いました！」
岳「何がおかしいんだ？」
若「丈が短いんじゃないですか前だけ」
『だよね…』
侑「 都ちゃん足キレーなんやから出さんと」
芥「侑士気持ち悪いC〜」
侑「なんやて！」
『まぁ、その丈を考えなければ可愛いというかキレーなドレスなんだけどね。中学生に何を求めているの？』
侑「ええやんかー」
芥「じゃあ次俺だC〜」
と出されたドレスは
『ん？』
岳「ん？」
『これどうやって着るんだ？』
跡「これはこういう風に着るんだ」
といって首の部分を教えてくれた
『てかさ、これ布の量半端なくない？これ着て踊れないでしょ』
若「俺も思います」
芥「A〜羊みたいで可愛いじゃん！」
『可愛いけど、ダンスには向いてないよー』
芥「じゃあ踊らなければいいC〜」
侑「れじゃあダンスパーティーの意味ないやんけ」
跡「却下だな次樺地」
樺「ウッス」
と出されたドレス
『え？』
岳「これもおかしいよな」
侑「せやな」
跡「樺地妹宛じゃねぇからな」
樺「すみません」
跡「後で持って帰れ」
樺「ありがとうございます」
『(妹宛か〜ビックリしたよー)』
鳳「じゃあ次俺ですね！」
と出されたドレス
宍「あー長太郎って感じだな」
侑「せやなぁー」
『ぴ、ピンクでふわっふわっ！可愛いけどなんというかこれは…似合わないと相当痛い子じゃない？』
鳳「 都さんなら似合いますよ！俺が気持ちを込めて選んだドレスですから」
『(そんな自信満々に言われても…まぁ可愛いけどねー)』
宍「じゃあ次俺な」
と出されたドレス
岳「宍戸ってこんなの選ぶんだ」
侑「ほんまやなぁー」と、二人がニヤニヤする
宍「か、関係ねぇだろ！///」
『でも、可愛くない？派手すぎなくて中学生にはこんなもんでしょ』
宍戸「おう！だよな！」
侑「次岳人なー」
岳「ほらよ！」
と出したドレス
『う。ごめんがっくん却下』
岳「えー！何でだよ！」
若「却下ですね」
宍「当たり前だ！」
侑「明らかさまに布足りんやん」
岳「動くんだからこのくらいがちょうどいいだろ！」
『無理却下』
若「最後は俺ですか」
と出されたドレスは…
侑「ふーん…ってこれドレスじゃねぇ！」
芥「…ぐぅ」
『若ってこういうの好みなんだ！でも、可愛いよ！ドレスじゃないけど』
若「別に好みってわけでもないですけど。ドレスより、和服でしょ」
侑「自分の趣味出まくっとるやん」
『可愛くない？』
鳳「うん！可愛いね。でも、踊れないね」
宍「絶対転ぶな」
『あ、ここのチェック可愛いー』
跡「ドレスじゃないから却下な全員終わったよな？撰べ。」
『えぇ！急すぎるよー』
跡「仕方ねぇな。パーティー始まるまで時間もあるし悩んでいても大丈夫だなじゃあ俺たちも着替えがある、一旦ここから出て合ってからのお楽しみってことでじゃあな。」
と、みんなを引き連れて出ていきました
ガチャン
『(よし、これにしよ！あの人が選んでくれたもんね！)メイドさんドレスきめました！」
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