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テニスの王子様
開かれし扉の向こうinbetween


それから1年後


[財前side]


財「(また、 蓮見と会った季節が来たのか…)」

[ 蓮見side]

『あれ?こんなところにお好み焼き屋さんなんかあったっけ?』

「いらっしゃい!」

『ここっていつからできたんですか?』

「なにゆーてんのや!笑
この店は昔っからここにあるでー」

『(え?おかしいな〜)ありがとうございました』



あんなとこにあったはずないいつも通る道だもん
絶対気がつく…

家に帰ってお母さんに聞いてみよ




ガチャ

『おかーさん!!あのさ、あそこにお好み焼き屋さんなんかあった?』

「あったわよー」

『(え?ちょおマジで?)』


ちょうどあの世界に言ってから1年

忘れられず財前くんの電話番号は消さなかった

でも、かかってこないし
自分からかけても繋がらないからほっといた




今日は修学旅行で大阪

私は自由行動の時間一人で過ごすことにした

途方にくれながらも1つのカフェテリアにたどり着いた


『(紅茶の味も似てるな…財前くん…)』

なにもやりたいこと思い付かないな

フラフラしてたらいつのまにか住宅街へとたどり着いていた


『(なんだこれ?お寺?)』と思って歩きだそうとした瞬間


ゴンッ

『いで!(はずっ///こんなコケかた謙也くらいしかしない笑)』

立ち上がろうと思ったら上から声が降ってきた

「そこのねーちゃん大丈夫なん?」

『う、うん』

「謙也!お前が浪速のスピードスターウォーズとかいって走り出すからぶつかってもうたやないか!
あやまりー」

「うわ!すまん!!ほんまにすまんかった!」

「女の子に怪我させるんさいてーや!笑」

『(ん?)』





そこには
ずっと会いたかった彼とその仲間がたっていました

財「!?」





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