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テニスの王子様
失望と絆inparallelworld



『(なんだ…この感じ…だめな気がする)』


だよ…


君と彼を…繋ぐことができるのは…
ある扉が開かれるまで…だよ





蔵「どうしたん?って財前や!」



そこには今まで探し続けた彼が
汗を流しながら肩で息をしていた




財「はぁっ…見つけましたよ都さん」


『…あっ』と会った瞬間私のなにかが崩れて涙が出た

蔵「と、とりあえず中に入りーや」
とドアを開けた瞬間



『だめーー!』


ガチャ


開けてしまった



そのとたんたちまち 蓮見 の体は透け始め
光を放った



『思い出した…そのドアだったんだ
私もうここにいられない』



流れる涙は止まることを知らず流れ続ける

財「は?」と 蓮見の手をつかもうとすると


蔵「透けとるやん!」

『私にもどうにも出来ないの!きっと家に…私の世界に帰るんだと思う』

財「今…会ったばかりやないか!…せやのに…」

『ごめ…ん』

財「離してたまるか………ちゅ」


不意に財前からのキス

『!?』

財「俺が絶対見つけたる!だから待っとけ!」

『う、うん!』と最高の笑みを残して消えていった





最後の最後まで二人は消えていくのを見守った

蔵「財前…お前あんなことする子やった?笑
初めてあった子やろ?」

財「…関係ないっすわ今まであいたかったひとなんやから」

蔵「…せやな」

財「じゃあ…俺帰ります。探さなあかんので」

蔵「どうやって探すん?」

財「分かりませんけど…四天王寺って学校があるいっとりました」

蔵「四天王寺?」

財「そんな中学ありませんやろ?せやから、世界が違うと言うか空間が違うらしいですわ」

蔵「そないなことあるんやな…」

財「ほんまですわ」

蔵「せや、なんや気になることいっとったで
俺らの学校に桜並木何てなかったって財前言ったやん
蓮見さんとこでは逆の現象が起こってたんやて」

財「ほんまですか?」

蔵「おん。なんか関係しとることなんやろうか…」

財「ありますわ!多分。調べること増えたんで帰りますわ!」

蔵「俺らテニス部も協力したるわ」

財「ありがとうございます」










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あきゅろす。
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