テニスの王子様
また真実へとinmyworld
周りの人に自分の心臓の音が聞こえるんじゃって思うくらい
うるさい
どくんどくん
『(授業どころじゃない)』
隣の翔くんが話しかけてきた
「大丈夫「」
『う、うん…』上の空
「お前次当たるぞ」
『うん』
「 蓮見次読め」といきなり先生に当てられる
『…』ぼー
「おい!当たってるぞ!」
『えっ!?』
「ちゃんと話し聞いとけー」
『すいませーん』
またぼーっとしだす
『(うーん。
なんかちゃんとした真実がほしい…
まだ、足りない。
四天王寺にいってみようかな…。
遠いけど明日から三連休だし…。
親の説得がなぁ…可南子の家泊まるって言えばいっか。
よし!そうしよう!』
でも言ってなにすんだ?
『(財前くんと会う約束すれば…)』
と、ケイタイのバイヴがふいになる
ヴーヴーヴーヴーヴーヴーヴーヴー
『(やばっ)』
「せんせーい! 蓮見がスゴイ気持ちが悪いって言ってるんで保健室連れてってもいいですか?」
「 蓮見そーなのか?」
『はい』
「まぁ翔は保健委員だしな。連れてってやれ」
「はーい。いくぞ」
と、やって来たのは屋上
「お前大丈夫か?」
『うん!ありがとね!
バイヴに気がついてくれたんでしょ?』
「おう!」
といってケイタイの着信履歴を見ると
012-3456-7890
『(くそぅ出れなかったか)』
「じゃあ俺教室戻るわ」
『ありがとー』
『(さて、かけますか)』
プルルルルル
ガチャ
「お掛けになった番号は現在使われておりません」
『なぬ!なんで?え?』
とケイタイがなる
012-3456-7890
『え?』
ガチャ
「すんません。こんな時間に
…ってもしかしてサボってます?(笑)」
『うん。(笑)一回目出れなかったから授業出てきちゃった
財前くんもサボり?』
「おん。なんか声聞きたなって」
『うぅ///そういえばさっきかけ直したけど繋がらなかったよ』
「まちがえてたんじゃないっすか?」
『えーそーかなー』
「そっすよ。 蓮見先輩そーゆーとこありそうですし…』
『ばかにされてる気分』
「してますもん(笑)」
『私先輩だよ?』
「そーっすね(笑)でも、あんま年上って感じしないっすわ」
『まぁ一歳だけだしねってひどくない?』
「先輩突っ込みもできるんすね。
大阪でも生きていけそうっすわ」
『そう?』
「誉めてないっす」
『そうなんだ(笑)なんか用があったんじゃないの?』
「いや、別に…
あるとすれば、蓮見先輩明日暇ですか?」
『うん暇』
「じゃあ遊びません?」
『でも、私東京住みだよ?
大阪行ったら夕方くらいになるよ?』
「じゃあ泊まりでこればええやないですか」
『泊まるとこ探すの面倒だよ
てか、私がいく前提なんですね』
「俺東京怖いんで」
『ただ単に面倒なだけでしょ』
「バレました?(笑)」
『うん』
「大阪来てくださいよ
生の 蓮見さんに会いたい」
『(うぅ、こいつわかってて言ってんな
確信犯めが)う、うん』
「気分のんないすか?」
『いや、私も大阪いこうと思ってたからさ』
「そうなんか!じゃあ、明日どこで待ち合わせにします?」
テンションの上がり下がり激しいな
『駅が妥当かな』
「…」
『やだ?じゃあどこがいい?私大阪分かんないよ』
「駅からちょっと歩いたとこにある
コケシ図書館の前に来てください
地図で調べればでると思います」
『コケシーねぇ。分かった!明日駅についたら電話するね!』
「はい」
キーンコーンカーンコーン
『あ、ごめん授業終わったみたいだから戻るね!』
「おん。じゃあまた明日」
プープー
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