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めいん!
*一緒にいたくて(酷古キョン)
テストが終わって浮かれ気味の生徒に紛れ、俺は一つの懸案事項を抱えていた。
―数学、赤点。


来週追試が行われるのだが、全くちんぷんかんぷんで。それも問題なのだが、本題は次だった。


ー古泉に、数学を教えてもらいたい。


少しでも古泉の側にいたいという気持ちが、こんな時に、こういう形で出てきやがった。


でも自分の気持ちに逆らえなくて、古泉が好きすぎて、俺は気がつくと古泉の部屋の前にいた。


ガチャッ


「…なんでしょう?」


「今日、お前ん家で、勉強教えてくれないか。」



そう言うと、案の定、イヤな顔をされた。「なんで、私なんですか。国木田君にでも教わればいいでしょう。」


ずき。
「や、それでもいいんだが、俺は…」


お前がいいんだ。


言いたい言葉をグッと堪えると、古泉は俺を見透かすようにこう言い放った。
「そんなに私の事が好きなんですか、家に押し掛ける程。気持ち悪いですね。」

「ーっ…」


「はぁ、仕方ないですね。お相手してさしあげます。」


そう言うと古泉は、俺を家に入れた。


正直、少し…ほっとした。突き返されるとばかり思っていたから。

ガチャ、と鍵が締まると、あろうことか古泉はいきなり俺を寝室へひっぱり、ベッドに押し倒した。
「!?なにすんだよ!」

訳が分からなくて、オロオロと目を泳がすと



「数学の勉強だなんて、口実でしょう?」


冷たい瞳に張り付いた笑顔でそう言われて、ゾクリとした。


「え、ちがっ!俺はただ―、んっ、あぁ!」


一緒にいたいだけなのに。



そう言いかけて、胸の突起をいきなりいじられた。


「こい、ずみ…なんでっ」


「ふふ、良いじゃないですか。ただの性欲処理ですよ。あなたは私の事が好きなんですから、丁度良いじゃないですか。」

ずきっ。
「そんなんで、ヤりたくな…い!ああぁっ」

クリクリと、一層強く胸をいじられると、力が抜ける。

「あなたの意見など聞いていない。」
急に低い声でそう言われると怖くて、体が凍りついた。

「ふふ、貴方のココ、大きくなってきてますよ。胸だけで感じちゃいましたか?気持ち悪いですね」

「う、やぁっ…ちが、う。ふぁ!」


いきなり自身を握られて上下にすられると、快楽にに気持ちがついていかなくて、涙がでる。
こんな形でしたくないのに。



―グチュ、グチュ、グリッ!



「ふぁ!あっ、も、だめぇ!やめて、こいず、み!くっ…」


「そんな声で呼ばないでください。ほら、イっていいですよ」


前立腺を一層つよくすりあげられる。


「やっ、あっ!あぁあ!」
ーグリッ

呆気なく達してしまった。意識が朦朧とする。


「くす。淫乱ですね、」


そう言うと、いきなり穴に指が入ってきた。


「う、あ゛ぁ゛!?いたっ。そこ、は」ダメだ。


「あれ、すんなり入りましたよ。もしかして、いじってました?」


図星をつかれると、羞恥で赤くなる顔を両手で手で覆う。
「ちが!ちがう!あっ、やだぁ」


「嘘ついたってムダですよ。こんなに柔らかくして。グチュグチュじゃないですか。あなたの好きな所はどこです?」
そう言って指をバラバラに動かされる。

「はっ、う、んん!」
気持ち良さに、思わず「イイ所」を言ってしまいそうで、必死に両手で口を覆った。


「そんなに言いたくないんですか。私の事を考えて、ヤっていたんでしょう?」
「んっ!んんっ!」

耳元でそう囁かれると、ゾクリとして、手が緩んだ。瞬間、両手を近くのネクタイで縛られ、上に高くあげられてしまった。

「ぷはっ!ああぁっ」


「さぁ、どこです?」


大きくなった古泉自身を、ぐっと入り口にすりつけられると快楽に負けてしまう。こんなのやだ。そう思うのに。もう体は、既に快楽に負けていた。

「奥、のほう、つきあげてぇっ…!」


「あ゛あ゛あ゛っ!」

いきなり一気に最奥までいれられると、たまらない。


「一人で、こんな奥までヤったんですか。本当に、淫乱ですね。」

「ちがっ!あっ!」

ズッ、ズッ ズッ

「違わなくないでしょう?こんなにトロトロにさせて。」

容赦なく出し入れされて、イイ所を何度もつかれる。
同時に胸は左手と口で舐められ、自身を右手で扱われる。



「あっ、やあっ、も、壊れちゃ、う!ひゃあああ!」


律動が激しくなる。勝手に腰が動く。

「あっも、こいず、み!すきぃっ!すき、んん!」



「やめて下さい。」そう言うと、口を覆われた。

「んんっ!ん゛!ん゛」

涙が溢れる。
すき!すき!だいすきなのに、伝わらない。受け入れてもらえない。


「腰、動いてますよ。イヤだとか言って、いやらし体ですね。」

「ん゛んっ!ぐっーーー―っぷはっ」
「くっ…!中、出しますよ 」

「―――!あ゛あ゛あ゛っ!らめ、らめぇええ!」


ドプッー。

最後の抵抗も虚しく、意識が朦朧とする中、二人同時に果てた。




「ふふっ。泣くほど気持ち良かったんですか。私とヤれて嬉しかったんでしょう?」


「はっ、はっ、はぁ」

呼吸するのが精一杯で、言葉がでない。ただ、涙だけが流れて。古泉をぼんやりと見つめる。



「私も気持ち良かったですよ。ああ、勘違いしないで下さいね。あなたの事なんか、これっぽっちも好きじゃないですから」


「ーっ…。はっ、はぁ」
苦しくて、ぐっと古泉を睨む。

「ああ、そんな顔をしないで下さい。もっといじめたくなる。」


古泉は冷たい瞳で、微笑んでいた。


「また、気が向いたら遊んでさしあげます。私としても良い性欲処理の道具ができて好都合です。」
ああ、俺は――こいつにとって本当にモノでしかないんだな。ぼんやりと、そう確信しする。


一筋の涙と共に、俺は意識を手放した。





END



はい!初のエロです。色々表現力的に限界を感じつつ。読んで下さった方には感謝です(≧∇≦)足りないとこは皆さんの想像力で盛り上げて下さい!←なげやり(^O^)



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あきゅろす。
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