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銀色世界で二人三脚
泥棒猫と・・・
パトカーに乗り込む寸前のキャサリン。近づく前に発進してしまいそうなので、ココから声をかけることにする。


「キャサリンさーんっ!!自分の刀は、知りませんかぁー!?」

「知ルカ馬鹿野郎!!」


怒鳴られた。
警官も乗り込みパトカーは行ってしまう。


「やっぱりあの人は盗んでなかったかぁ」
(じゃあ何処にいったのかなー自分の刀)


「あの畑山さん。アナタ警察だって言ってましたよね」

新八君を見ると、口元をヒクつかせていた。


「そうですよ?あ、銀時兄さんも刀知ってます?なんか気がついたら無くって・・・」

「いやお前・・刀なんてしてたか?」

「進後始めからしてなかったアル」


神楽ちゃんがしてなかった事を言ってくれた。自分もそうだと思ってたんだ。ありがとう。


「そうですよねぇ。・・・・やっぱり大江戸スーパーですかね」

「大江戸スーパーがなんで出てくんだよ。スーパーに刀は売ってねぇぞ」

「いやぁ、そこで買い物したので……傘立てにあったりして?」

「きっとそうネ!出てくる時に傘立てに置いたままアル。よくあることヨ」


うんうんと神楽ちゃんが賛同してくれた。気が合うねぇ。


「有るわけないだろーっ!そもそも傘立てに刀を置いとくってどんな扱い方してんですか!!」


新八君が爆発した!

(まあ、その通りだと思うよ。有るとは思わないけどさ。じゃーいったいどこに…?)

片手を頭に当てて、唸ってしまう。

今はそこまで危機感は無いが、もし盗まれてたら人を斬るのに使われるのが問題だ…。

やっぱり切腹か。切腹しかないのか?


「ちょっと銀さん。畑山さんて、いつもこうですか?」

「いい子なんだけどなー。たまに馬鹿なんだわ」

「私知ってるヨ。それキャップ萌ネ!」

「それを言うならギャップじゃない?」



「………」
(聞こえないように話してるか知らないが、丸聞こえなんですけどね……)


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あきゅろす。
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