銀色世界で二人三脚
泥棒猫と・・・
※山崎サイド※
いつもはこの時間になると副長の部屋にお茶を持って行く進後が、今日は来ていない。
らしい。
(気になるなら自分で部屋に見に行けば良いのに。副長は…)
まあ、俺も気になっていたところだけど。
「進後?開けるよ」
スラッ
普段ならこの部屋で仕事している人物は、見当たらない。
その代わり、机に書き置きしてあった。
「『野暮用で出かけてきます。簡単な用事なのですぐに戻ります』…出かけたのか。あ、時間まで書いてあるよ。細かいなぁ進後」
だが、進後が直前に書いたらしい時間は、もう1時間以上も前のものだった。
(まさか、何かあったんじゃ……攘夷浪士に襲われた?)
考えたが、即否定した。
「いやまさか!副長が言うには進後は強いみたいだし!そこらの奴らにやられるわけが…」
アハハハッ!と笑い飛ばして、副長に伝えるべくきびすを返した先に見たのは、
障子に立て掛けられた、
進後の古びれた刀。
「やられ……まさかァァ!」
なんでアイツ大事な刀置いて行っちゃってんのォォ!?
××後記××
今回、かなり原作沿いですよ!
かなり第三者目線ですが。まあそれが彼の立ち位置です。山崎と同じです。
真選組とは違って、銀時に不満をさらりと喋る男主。夜呑み交わしてる成果ですな。
いやーそれにしても、展開が決まってるから書きやすいwwww
・・・・神楽と会話してない?
コレは原作で、ここら辺で神楽が空気だからいけないんですよ。後で挽回します。
『怖い人リスト』なんぞを男主は作っているようです。どこまで副長を遠ざけるんだ・・・っ!
最後に男主のボケ発動。彼が急いだ結果です。出かける部分の文中にも、財布の有無しか確認してないでしょう?(笑)
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