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銀色世界で二人三脚
泥棒猫と・・・
お登勢さんも混じって、銀時兄さんと新八君から説明を受けた。
因みに、その前に神楽ちゃんとお登勢さんと自己紹介しました。どんどん巻き込まれてます。ヤバいです。


「ヘェ〜。じゃああの娘も出稼ぎで地球に」

「金欠で故郷に帰れなくなったところを、銀時兄さんが面倒みることになったんですか……。自分も帰りたいんですけど」

「そうなんだよ。うっかり預かればこのザマだ」


帰りたい訴えはスルーされた。指についたご飯粒食べてるところがムカついてきたんですが。何の嫌がらせですか?


「バカだねぇアンタも。家賃もロクに払えない身分のクセに、あんな大食いどうすんだい?言っとくけど家賃はまけねぇよ」

「オレだって好きで置いてる訳じゃねぇよあんな胃拡張娘」

ガシャン


銀時兄さんにジュースの入ったグラスが飛んできた。投げたのは、そのジュースを飲んでいた神楽ちゃんだ。


「なんか言ったアルか?」
「「「言ってません」」」


自分たちはキレイにハモった。


「いだだだ」と唸る銀時兄さんに誰か知らない人…いや、天人がお手拭きを差し出した。ちょっとインパクトのある容姿だ。


「あら?初めて見る顔だな。新入り?」


(ネコミミ?その頭はネコミミ!?こんな可愛くないネコミミ凄いなー…)


お登勢さんが言うには、この天人は〔キャサリン〕と言って出稼ぎで来ているらしい。

思いっきり原作の話じゃないか!


「たいしたもんだ。どっかの誰かなんて、己の食欲を満たすためだけに…」

ガシャン

またグラスが飛んできた。銀時兄さんはテーブルへ沈んだ。


「なんか言ったアルか?」
「「「言ってません」」」

そりゃあ、あの娘も怒るわ。
と言うか、

「人を脅して食料買って来させてる銀時兄さんには言われたく無いでしょうよ」


「あ、ホントですよ!威張んの止めて下さいよ!人の事言える立場じゃないですよ僕ら」

「最低人間だねぇアンタ」



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