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銀色世界で二人三脚
手作り弁当と・・・
あー、熱いと言えば。



今日は朝から真選組も熱いなー。熱いって言うか、殺気立っている?



「事務長〜ゥ。なんか周りが騒がしくて眠れねーや」

そう訴えながら部屋に入ってきたのは、沖田隊長だ。

「先ほど朝礼終わったばかりなのに、もう寝ようとしてたんですか」

「それが、ウルサくて寝れねぇんでさァ。特に土方コノヤローが一番耳障りでホントに息止めてくんねーかなぁ」

疲れた顔してため息をつく沖田隊長。まだ疲れるほど働いてないでしょアンタ。

「そうは言っても、今日ばかりは仕事を意識して貰いますよ?なんてったって、ハタ皇子がいらっしゃるので」


そう、今日はあの原作序盤で大活躍のムツゴロウ星人が来航するのだ。

普通に事前に入港許可を得て来るならまだしも、今回は急に央国星のハタ皇子は来航するらしい。
いきなりの来航なもんだから、江戸の平和を守る真選組は、そんな急な仕事に朝からバタバタしているというわけだ。


「あのムツゴロウ星人は話し方もムカつくんでィ。土方と一緒に息止めてもらいてぇや」

この人は本当に副長の座を狙ってるなー。すぐ『土方殺す』って言ってる気がする。どこで育て方まちがえたんですか!局長!

「はははっ、副長は今日が期限の書類を提出して貰うので、勘弁して下さいよ」

「そしたらいつまでたっても殺れねーや」

そう言って、沖田隊長と笑いあった。

(…アレ?ここ笑うとこ?)

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