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★いまの話し。★
☆ 羨ましい
『…………………
うっそぉ〜!!!???』

まさきは
下を向いたまま
『ほんと』
とだけ 言った。


『いやぁ…
まさきが子どもみたいな
お顔してるのになぁ!
お前はお父さんなのか!』

私はできるだけ
『いつも通りの会話』を
保とうと,

いつも以上に馬鹿な
話し方をした。

『ごめん。本当にごめん。』

『いいことじゃない!
子どもちゃんは
いまいくつ?』

『いまは1才にならないくらい。』
『かわいい?女の子?』

少し黙った後で

『女の子だよ。
世界一 良い女
だと思ってる』

そう言う。
写メを見せてくれた。

確かに,目元なんか
『お父さんソックリ!』

色白の美人な子だ。



悲しいとか むかつくとか
普通ならそんな感情が
生まれてもいいはずなのに

私の口から飛び出した
ことば


『羨ましいな。
まさきが羨ましい。』



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