★くだらない話。★
♪ 母・のり子
うちの母は料理が下手だ。
作ってもらっていたのにこんなこというのはアレだけどι
母さんの料理は味がおかしい。薄かったり濃かったり変動は激しい。
久しぶりに実家に帰った時のこと。
鍋だった。
何か…ぬるい。
朝ごはんには玉子焼きがでた。
なぜかサクサクするものが入っていた(後で天カスと判明)
高校からお弁当を持っていかなきゃいけなかった。
お昼になったからお弁当を机に置いた。
まずお弁当箱からレタスが飛び出てる。
2段のお弁当箱
上段を開ける。
…レタスのでかい葉の中からこん棒みたいな骨つきの鶏肉が2本出てくる。
下段 ご飯のみ
それを見た友達は私の弁当を指差して
『ジャングルみたい』
と言った。的確。
私が高校でお弁当を持っていったのはそれが最初で最後だ。
奇跡の視覚と味覚を持つ女
母・のり子
[←←BACK][GO→→]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!