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ヒマワリの記憶


暁SIDE



理事長に編入生を迎えに行く様に頼まれて、俺は学園の入口へ向かった。



「おい。お前、ここで何をしている?ここは立入禁止だ」



入口にいる男に声をかける。



「編入生なんだけど」



その男は冷たく言った。

まるでこちらに興味などないかのように。



「なら、お前が本庄毅央久か?」



俺の質問に本庄は頷く。

理事長室に連れていくことを伝えると



「そう。まぁサンキュな」



本庄はニコッと笑った。



「…っ//」



突然の笑顔は綺麗でカッコよくて、俺は顔を赤くさせた。



「顔赤いけど?」

「っるせぇ……//」

「お前可愛いな。名前は?」

「暁景悟」



名前を聞かれ、俺は答えた。

自分に興味を持ってくれたような気がして、なぜか嬉しかった。



「景悟か。いい名前だな。俺は毅央久でいいから」

「…あぁ」



景悟と呼ばれ、少し恥ずかしくなった。


俺は毅央久に惚れてしまったらしい。

これが一目惚れというやつか。



暁SIDE終






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あきゅろす。
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