ヒマワリの記憶
18
隣に座った景悟。
恭たちも同じテーブルの席に着いた。
すると、機嫌の悪くなった大雅。
どうしたのか。
とりあえず、俺は大雅の機嫌をとるために、大雅に話し掛けた。
「一口くれ」
俺はハンバーグを食べていた大雅に強請る。
「俺のもいるか?」
そしてお礼に俺の親子丼をあげた。
すると景悟が俺にもと言って、口を開けていた。
嗚呼、可愛い…←
「景悟、あーん」
俺は景悟の口に親子丼を入る。
再度不機嫌になった大雅。
あ、スーパー行かないとだ。
俺はそれを理由に、大雅を連れ出すことに決めた。
「ごちそうさま。大雅、帰ろう」
「え、ああ」
俺は席を立った。
「もう行くのか?」
「あぁ。スーパーに行くんだ。またな」
まだ食べ終わっていない会長たちをおいて、俺は大雅と食堂を後にした。
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