短編
3
「あれ?舞輝?」
そこに舞輝の姿はなかった。
「夕影なら帰ったぜ?」
と、近くに居た男子が教えてくれた。
「マジ?サンキュー」
舞輝が、俺に何も言わず帰るはずがない。
それに、帰っていたとしてもまだ連絡がない。
家についてないのか?
それか…
また自分を傷つけてる?
「舞輝」
俺は急いで舞輝の家に向かった。
舞輝の家の鍵は開いていた。
これはやばい。
まわりが見えていない証拠だった。
「舞輝!!」
リビングに入ってみたが、そこには舞輝の姿はない。
次に舞輝の自室も見たが、そこにも姿を見つけることができなかった。
「どこにいんだ?」
あと探していないのは、トイレと
「風呂場……」
俺は風呂場に向かった。
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