短編
3
葉山SIDE
目線の先には、他の男といる建斗の姿。
建斗のことだ。
浮気ではないと思う。
たとえ浮気だったとしても、俺が言える立場じゃない。
だけど、無性にイライラした。
やっぱり、あいつは嫌々俺と付き合ったのか…。
だから、俺にあんまり干渉しないのか?
なぁ、建斗……
俺のこと本当に好き?
「ねぇ行こう?」
「…ああ」
そんなことを思っていると、一緒にいる奴が、俺の腕を引っ張ってきた。
「行くぞ」
イライラした気持ちを抑え、俺達はその場を去った。
葉山SIDE終
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