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短編



葉山SIDE



目線の先には、他の男といる建斗の姿。


建斗のことだ。


浮気ではないと思う。


たとえ浮気だったとしても、俺が言える立場じゃない。


だけど、無性にイライラした。


やっぱり、あいつは嫌々俺と付き合ったのか…。


だから、俺にあんまり干渉しないのか?


なぁ、建斗……



俺のこと本当に好き?





「ねぇ行こう?」


「…ああ」



そんなことを思っていると、一緒にいる奴が、俺の腕を引っ張ってきた。



「行くぞ」



イライラした気持ちを抑え、俺達はその場を去った。



葉山SIDE終



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