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短編


それと同時に扉の開く音が部屋に響いた。



「ごめッ…雄大、ゴメンッッ、ぁあッんっ…ゆう、た…っ…」



入ってきた雄大に縋る。



「そんなに声を出していたら、爆発しますよ?」

「んッ…」


俺は声を抑える。


「抑えられるじゃないですか……なら、もっと声を出させてあげますね?」

「えっ…?」


そう言って、俺の中に入っていたバイブを抜き、足を縛っていた紐をとってから、自身を入れてきた雄大。



「ッああ!!…はぁッ…ん、ゆうッ…」



バイブとは比べものにならないくらいの質量に、俺はイった。


「はぅ…ッん、ぁあッ…」

「ほら、あと20秒くらいしかないですよ?」


残り20秒なら、巻き込まれるから雄大は離れるはず。

しかし、今の俺にはそんなことなど考えられなかった。



「雄大ッ、ゴメっ…も、許しッッ…ぁ…」

「本当ですか?」

「も、ないッ…しない、からぁッッ…」



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あきゅろす。
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