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短編


『快、服着て、おいで』


祐一が快に手招きをした。


「は〜い」


快はそれに素直に従う。

気まずくないのか?

そいつは恋人の俺としたんだぞ?

2人の行動の意味がわからなかった。


『気持ち良かった?俺の恋人とヤって』

「は…?何言って…」

『快は俺と付き合ってんだよ。な?』

「そ〜だよ」


耳を疑った。


『お前の浮気相手が快なんじゃない。お前が浮気相手なんだよ。快と……俺の』


頭の中が真っ白になった。

もう何も考えられない。


『帰ろ』

「うん!!」


何も、考えたくない。



でも最後に…


祐一、ごめん。

傷つけてごめん。

好きになってごめん。



嘘でも付き合ってくれてありがとう。


好きだ。

これからもずっと…。



春輝SIDE終



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あきゅろす。
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