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消えない記憶



『私 が存 在 する意味は ? ねぇ』


虚 ろな目を して

独り 言 のよう に

ひっ そり と 囁いた

君の

そ の 問いかけに

声を    詰まらせた




それが僕の見た君の最期


君と過ごした日々は
砂のようにこぼれ落ちて

今はもうそれしか思い出せない





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