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泣き虫
君は本当は泣き虫なのに
そうやってガマンしてる姿が好き
うっすらと浮かぶ涙
白くて温度の低い
その手を握りしめて
こぼれそうな涙を
一生懸命こらえる
うつ向いたまま
微かに震える小さな肩
「ごめんね。」
長い睫毛がふわりと揺れる
まぁるい真珠のような涙が
いくつもいくつもこぼれる
ごめん
ごめん
大好き。
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