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雪に咲く花
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蝋燭の炎を見た瞬間、ある恐怖が蘇る。
「ちょっとだけ熱いけど静かにしてね。ほんのちょっとの間だけだから」
火のついた蝋燭が下半身に近づいてくる。
雪斗の脳裏に過酷な記憶が浮かびあがった。

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