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雪に咲く花

男性器の形をした大きめのバイブだったのだ。
「今度は、こいつで試してみようぜ」
そんなものが入れられるなんて……。
以前、与えられた恐怖が思い出される。
「嫌だあぁ!」
目の前の男子の胸を、拳で思い切り殴り突き飛ばした。
「いてえぇっ!こいつめっ!」
男子が離れた隙に、起き上がって、逃げようとしたが、すぐに足首を掴まれ抑えつけられる。
「いい度胸してるじゃないか。お仕置きだ」
斉藤が、雪斗の頬を、鼻血が流れるまで殴りつけた後、四つん這いにさせ、尻を強く叩き始めた。
「あうっ!……痛いっ!もうやめて……」
尻が赤く腫れ上がるまで、叩き続けられると、後孔に振動を始めたバイブが当てられる。
「いやあぁぁ!!やめてえぇぇ!」
突っ込まれるという恐怖に怯え、身体が震え出す。
「さあ、いくぞ」
孔が、男子達の手によって開かされた。
後孔に、痺れるような感触とともに、バイブはねじ込まれていく。
「いやああぁぁぁっ……!痛いよっ!……抜いてえぇっ!……」
こじ開けられるような激痛と、異物感とともに伝わる振動に、息苦しさしか感じない。
脳裏に、忘れたはずの闇が蘇った。

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あきゅろす。
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