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雪に咲く花
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そういえば、そんなクラブあったっけな。
「自分は、そこの部員なんですけど、明日、せっかくなら、新しいお菓子を開発するために、色んな人に食べてもらおうと試食会を開こうってことになったんです。よかったら是非きてください」
「行くよ。絶対行くから」
この美少女とお近づきになれるんだぜ。
行かないわけないじゃないか。
「良かった、明日待ってますよ。あっ、まだ名前言ってませんでしたね。1年の吉村歩といいます」
歩ちゃんていうのか。
いい名前だな。
「俺は2年の本郷颯人。よろしく」
「では、本郷先輩、お待ちしてます」

俺にも、やっと春が来たということだ。
さっきまでの頭に来てたのなんか、何のその、歩ちゃんのおかげで吹き飛んだぜ。
しかし、喜んだのもつかの間、俺は衝撃的な事実を目の当たりにすることになるんだ。

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