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雪に咲く花
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「颯人!何だ突然!今の話どこから聞いてたんだ?」
颯人はインフルエンザから解放されて訪れてきたのだった。
「びっくりさせてやろうと思ってきたら、おい雪斗!お前佐々木達に犯られたって本当か!?」
血の気の多い颯人には落ち着いてから話そうと思っていたが、聞かれてしまった以上全てを語るしかない。
「あいつら!今度こそ全員素っ裸にして写真ばらまいてやる」
颯人が拳を握る。
「やめとけ。そんなことしたら佐々木達と一緒じゃないか。それに下手すればお前の方が学校来れなくなるんだぞ」
「だったら、どうすりゃいいんだよ?」
怒りを露にする颯人をなだめ、亘は再び雪斗の方に向きなおった。
「雪斗、すまないとは思ったが、あの酷い画像は証拠としてこっちに移させてもらったんだ」
亘がSDカードを持ってきて見せた。
過酷な画像はいつのまにか亘の手で消去されてあった。
自分のあの忌まわしい姿がこの中に入っているのだ。
「もう一度聞いておく。雪斗が世間の目に晒される可能性もあるんだが、これを学校に話す決心はつかないかい?彼らの方でも、まだあの画像を流出させる可能性がある。それならこっちの方から話してしまった方がいい」
雪斗は少し考えこんだが決心を固めた。

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あきゅろす。
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