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雪に咲く花
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「ずっと学校いかないわけにいかないし、あの連中のために学校やめることも悔しくないか?」
亘の口からでたのは、雪斗に過酷な仕打ちをした佐々木達に処分を下してもらおうとうと言うことだった。
「そりゃ、あいつらに仕返ししてやりたいけど、でもどうやって……?」
「お前には酷だけど彼らがしたことを学校に公表してもらわなければならない」
「えっ!……でも……」
思いがけない言葉に戸惑いを隠せない。
「俺だってこんなこと言うのは辛いんだ。しかし彼らのやったことは立派な犯罪なんだ」
雪斗が言葉につまり亘が続けた。
「お前のためなんだよ。今ここで学校やめたら一生大きな傷を追うことになるんだ」
姉達からはあの事件があってから今の学校をやめてもいいと言われていた。
凌辱されたことは人に触れられたくはないのだ。
このまま何もなかったように学校を去ろうと思っていたのに……。
「でも……」
「おいっ!それどういうことだ?」
言いかけたとき突然颯人が飛び込んできたのだ。

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あきゅろす。
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