あなたへ、きみへ【イザーク(甘)】
きみへ
シオンは俺が話しかけると直ぐに袖で顔を半分くらいまで隠してしまう。
ちゃんとお前の
顔を見たいのに
声を聞きたいのに
それだど上手く見えないし聞こえない。
あなたへ
イザークは私と話す時よく悲しそうな顔をする。
好き嫌いハッキリしてる人だから
嫌われてるわけじゃないみたいだけど……
でも、そんな顔されると
苦しいよ
きみへ
お前が好きでもっと
顔が見たくて
声が聞きたくて
どうしようもなくて告白した。
シオンは顔を真っ赤にして私も好きっと言ってまた何時ものように袖で顔を隠した。
そしたら何時も見てる顔になった。
その時お前が袖で顔隠すのは赤い顔を隠すためなのだとわかった。
理由がわかった途端に自然に笑顔になった。
そしてお前を抱きしめた。あなたへ
こないだイザークが私に告白してきた。
私もイザークが好きだったから凄く嬉しくて顔を上げて微笑んで
私も好き。
って言ったら
イザークも笑顔で私を抱きしめてくれた。
凄く幸せ
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