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バレンタインデー【沖田<甘>】



2月14日乙女達のバレンタインデー

乙女といえば一応、私も乙女なわけなんだけど……



女A「小百様これ受け取ってください」
女B「わっ私のもどうぞ////」
女C「ズルイ!!!!私のも貰ってください!!!」


そう私は今頓所の前でファミレスの店員や前の事件で助けた人、その他数人の女達からバレンタインチョコを貰っている。
皆私が女だって築いてないから(真選組の人以外)見た目が男みたいだからしょうがないのかもしれない、でも名前でわかりそうなんだか……



『皆さんわざわざありがとうございます。後でいただきますね(ニコ)(だけど私チョコ苦手なんだよな……)』

女達「「/////」」



私は女達からチョコを全て受け取り笑顔でお礼を言うと女達は頬染める。



『僕そろそろ仕事に戻りますね』



と言ってその場から逃げる用に自室へ戻り机にドッサリと山積みになってるチョコの上にまたチョコをおく。



『うわ〜スゲー沢山貰ったな……』

本当スゲー貰ってるねィ」



私が山積みになったチョコを見ながらぼやいていると後ろから両手いっぱいにチョコをもった総悟が立っていた。



『……あんただってかなり貰ってるだろ』

「毎年こんなもんだろィ」



ケロっと答える総悟

総悟がモテるのもわかる。
美形だし加えてそのルックスの良さこれで腹黒じゃなきゃ最高だ。
まぁ、中身を知らない女達は自分達の想像で作った総悟しか見てないから関係ないか(笑)



「チョコ何個貰いやしたぁ?」

『う〜んと1…2………』

「俺は40個でさぁ」

『37……私も40個』

「チッ同点か」

『舌打ちされたし』

「来年は勝つ!!!!」



そりゃあそうか女の私と同じ数なんだもね。



『そんなに勝ちたいの?』

「こうゆうのは女には負けなくないんでさァ」

『じゃあコレ上げるよ』

「え?」



そう言って私は机の引き出しから水色の包装しに包まれた箱を出して総悟に向かって投げわたした。



『これで41個であんたの勝ち』

「…コレ手作りですかィ?」

『一応』

「へ〜ありがとうございやす」

『どういたしまして』



素直にお礼を言う総悟に内心ビックリしながらも返事をする



『さてと他にも配らないと』

「……本命には上げたですかィ?」

『まだ…てか本命何ていないし』

「あっそ」

『(な〜んてあんたが私の本命、残りのチョコは全部お店で買ったギリチョコ)』


見た目や話し方が男に見えて中身は乙女なんだよ。


だから大好きな君だけに手作りチョコ






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あきゅろす。
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