強引なキス【銀時<甘?>】
パチン
鋭い音が校舎裏に響いた。
手がジンジンと痛い、私が叩いた銀八の頬もきっと凄く痛いと思う
「…っ……」
『…っ…最悪』
「最悪なんて酷いなぁ〜」
最悪だろ好きでもない男にキスされたなんて
『死ね!!』
「あ〜あ、そんなこすったら切れちゃうよ?」
『う、うっさい触んな!!』
私は銀八の腕を払いのけ、走りだした。
「あらら」
きっと銀八はニヤニヤしてる
私の顔がリンゴみたいに真っ赤だから
(だって強引にキスしてきたのに凄く優しいキスだったから、不覚にもときめいてしまったなんて)
お題:確かに恋だった様
[*前へ]
[戻る]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!