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BL小説
赤いクレヨン   【モモリュ甘】



僕は赤いクレヨンが好き



「モモタロスのバカ!!」
「うるせーなクレヨン折っちまっただけだろ!!謝ってるんだから許せよ!!」
「この色僕のお気に入りの色だったのに!!」



何で僕こいつと同じ色のクレヨン好きになたのかな



「だから悪かったって!!」
「…僕の好きな…赤…」(モモタロスと同じ…色…)
「………」
「………」
「…おーい良太郎!ちょっと体かせ!!」



モモタロスは、良太郎と何処か行っちゃた。
何処に行ったのかな僕には関係ないけど
僕は……何で赤いクレヨンの何処が好きなのかな



「おぃ…リュウタ」
「…あれ?…モモタロス…帰ってたんだ」
「ほらよっ」
「ん?何これ」
「なか」
「なか?…あ…」



モモタロスがくれた物赤いクレヨン。
折れたクレヨンよりもモモタロスに似た赤いクレヨン。



「どうしたのこれ?」
「良太郎に頼んで買って来た」
「ちょっと色違う…」
「悪い…同じ色なくで…嫌だったか?」
「ううんこの色…前のより好き…ありがとうモモタロス!!」
「お…おう」



僕がなんで赤いクレヨンが好きなのかわかった気がする。
それはきっと…
モモタロスと同じ色だから
僕はモモタロスが好きなんだ。






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