BL小説
俺がいるから 【骸髑←綱 綱髑切】
骸様が死んだ……
私の光……
私の全て……
私の骸様……
「骸様どうして!!……」
「……」
「返事して骸様!!」
「骸様!!」
どんなに呼んでも骸様から返事はない……
私はただ泣くことしかできない……
「む…く……さ…まぁ…ヒク」
「……っ……ぅぅ……」
「……クローム…」
後ろを振り向くと
ボスが立っていた
「ヒク……ボ…スゥ…ヒク…」
「…俺が…いるから……」
ギュッ
ボスはそう言うと私の前にしゃがみ私を抱きしめた……力強く
「……ボス…?」
「俺が…俺が守るから…」
「………」
「骸のぶんまで君を守るから!!」
その言葉を聞いて私もボスを抱きしめかえす
ボスも私と同じて骸様が好きだった……
なのに私のことを考えてくれてる
ボスだって泣きたいはずなのに……
「……私もボスを守る……骸様が……ゆいつ仕えた人…守ろうとした人……」
「…うん…ずっと…側に居て…クローム」
「うん…ずっと…側にいるよ……綱吉様」
私にできることは骸様の分までボスを守り愛すこと……
 ̄ ̄ ̄ ̄
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