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短い恋の詩
†家に帰ったらパラダイス(サヴァレイ)†
家に帰るとそこはパラダイスでした

サヴァリス談


見慣れた扉を開く

誰も居ないと思った部屋には何故か明かりが着いていて食欲をそそる匂いがする


「おや?」


入り口で不思議そうに中を見ていたらキッチンから見知った顔が現れた


「お帰りなさいサヴァリスさんw」


パタパタと走り寄って来るレイフォンをマジマジと見つめる


「レイフォン、そ、その格好は…?」


平静を装うとしたが、失敗に終わった


「ぇへへ…似合いますか?」

「!?」


くるりと回るレイフォンに更に驚いた

皆様知ってますか?男のロマン……そぅ、それは、ふりふりエプロンに裸…裸エプロン


「………」

「サヴァリスさん?気に入ってもらえませんでしたか?」

「は!そんな事ないよレイフォン、とても良く似合ってる」


すっと手をレイフォンの腰に回す。
滑らかな肌に押し倒したい衝動を抑える


「良かったw」


にっこり笑うレイフォンに理性が飛びかける


「とりあえず、リビングに行こうか?」


なんとか理性を繋ぎ止め、リビングのソファーへと移動した

少し内股気味に座るレイフォンがとてつもなく可愛い


「あ、サヴァリスさん、言い忘れてました!」

「どうしたの?」

「疲れてるでしょ?先にご飯にしますか?お風呂にしますか?」


まさか…これは…


「それとも…僕?///」


最後の一言だけ恥じらって言うレイフォンに理性は完璧に吹っ飛んだ
ここで手を出さないのは男の恥です、据え膳喰わねばなりませんね


「それでは…レイフォンを頂きます…」

「んっ…」


レイフォンの桜色の唇にキスをする
鼻から抜ける甘い吐息


「っ…ふっぁ」


唇は離すことなくエプロンの上からプクリと膨らんでいる乳首を摘む


「ぁっ…んン…ゃめっ」
「どうして?こんなに気持ち良さそうなのに…」

「や、やめてくださいって言ってるじゃないですか!!」


突然レイフォンに抵抗されてソファーから落ちた、衝撃に目を閉じる


次に目を開けると、そこは見知った天井だった


「おはようございます、サヴァリスさん」


声のした方に目をやれば、そこにはエプロンではなくメイド服のレイフォンが可愛らしく…否、真っ黒いオーラを纏って立っていた


「朝っぱらからどんな夢見てたんですか?」

「ははっ……」


自分が一般家庭で暮らしてるというあたりで夢だと気づける筈なのに…

それから一時間レイフォンは口を聞いてくれなかった…
起こってる姿も可愛らしいのだけど…



終わり

まさかの夢落ち…色々すみません、サヴァリス変態…

青石の詩の『一緒に居たいだけ』とつがってます

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あきゅろす。
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