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短い恋の詩
†愛で全てが許されると思うな(サヴァレイ)†

自分の事を不幸だと思った事はない…



今この現実は不幸だと思う


†愛で全てが許されると思うな†


自室の扉を開けたらサヴァリスさんがいらっしゃいました…

え?あれ?なんで?

ニコニコしながら手招きをするサヴァリスさんに少し悪寒を感じたけれど、何時までも廊下に立っているのは不自然だから室内に入る


「久しぶりレイフォン、とても会いたかったよ」


サヴァリスさんからの突然のキス


「な、して…ちょ///」


何が言いたいかチンプンカンプンである。


「久しぶりだから挨拶だよ挨拶」


語尾にハートがついてそうなくらいハイテンションなサヴァリスさんが気持ち悪い…


「あの…何でここに?それに、部屋の鍵…」


自分より凄い人を見ると落ち着くものだ…
とりあえず気になっている事を聞きながらベッドの縁に座る


「あぁ、愛かな?」

「…」


愛で不法侵入も許されるんでしょうか先生…


「それより、レイフォン、僕に言うことがありますよね?」

「??」


ニコニコしながら近寄ってくるサヴァリスさん
言うことなんて特に思いつかない


「えっと…お久しぶりです…会いたかったですっ」


とりあえず、本当に思ってる事を言ってみる


「それも有りなんですけどね…最近ゴルネオに会いましたね?」

「えーと、はい。会ってますよ?」


ゴルネオ隊長とは対抗試合と都市捜索の時に知り合っている


「では、ここの生徒会長とも知り合いですよね?」

「そりゃまぁ」


カリアン会長は僕を武芸科に転科させた張本人なんだから知らないわけがない


「えっとそれが何か?」


それだけ言うと黙ってしまったサヴァリスさんを見る
何故こんなことを聞かれるのかが分からない


「レイフォンは無防備過ぎるよ、ゴルネオとあんなに接近したり、見ず知らずの奴に迫られたり…少しは自覚をしないと」


それはあれですか?
都市捜索とプールの時の話ですか?
え、その頃から此処に居たんですか?

思うことはいっぱいあるのに声にはならなかった


「レイフォンが誰のものか分からせる必要が有りますね…」

「ぁの、何で…知ってるんですか?」


笑ってるのに目が笑ってない…何をするつもりですか!?


「それは、愛です」

「ぇ、いや、無理でしょ?」


どこからどこまでが真実なのか僕にはさっぱり分からない…


「レイフォン、君は僕のだと言うことを忘れないように」

「へ?そりゃ…忘れたりしませんけど///」


そういってサヴァリスさんの唇が首筋に触れる
やばいなぁ、と思いながら小さな痛みを感じた


「まぁ虫除けくらいにはなりますかね?」

「その…虫は…」

「もちろん、ゴルネオとメガネ君ですが?」

「はは…そうですか…」


仮にも弟…
一応生徒会長…
それすらもこの人には関係がないのか…
あぁでも、そんな所も好きだなんて自分も相当重傷だ…


「とりあえず、足腰立たなくなるまでヤりますか?自覚させないとね」

「え?嫌、大丈夫ですから!僕がサヴァリスさんのだってのはわかってっ」

「まだ、足りませんよ」

これも愛なんですか!?

それから本当に足腰立たなくなるまでヤられたのは別の話だ



end

後書き


アニメネタだったんだけど…結局あんま関係無くなったなぁ…

サヴァリスの心配に気付かない鈍感レイフォンって事で見逃してください!!

ありがとうございました

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あきゅろす。
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