[携帯モード] [URL送信]

非日常的な日常
2



あたしが目を覚ますと雲の上でした。


……いやいやこのくだりは前にもあったよね!?


前と違うのは……、理沙もいる事。


目を覚ましてはないみたいだけど……。


それでクソ神もといティファナがまた居た。


「おひさー!」


「……あのー、こんなとこに拉致ったって事は帰れるの?」


帰れないって言われたら斬るつもりだったのに残念ながら、武器は持っていないみたいだ。


「うふふ、帰すわけないじゃなーいvV


「ハートがとてつもなくムカつくんですけど!つか帰してよ!!!」


両手を頬に当ててかなりムカつくポーズを取られ、ムカつくセリフを言われ早速お怒りモードに入った空音の、さらに後ろから何かがティファナに向かってすっ飛んで行った。


「つか死ねえええええええええええ!!!!!!」


「あららのら、理沙ちゃん知らないの〜?神様はちなないよ。だって私神様だもん♪」


なんてふざけたセリフを言いながら理沙のパンチを次々に受け流していた。


「あたしも参戦!!」


「えー?神様飽きちゃったぁ〜!」


空音も飛び込もうとした瞬間、二人の体は金縛りにあったみたいに動かなくなってしまった。


「……う・ぜ・え!」


≪ボフン!≫


理沙が悪態をつくと、ティファナは白い煙に包まれて、


「まぁまぁ、おちつけって」


「(あたしの)山本に変身するなぁァァァぁぁあぁ!!!!!」


「てへ☆」


「いやああああああ!!!!こんな山本見たくない――――――!!!!」


山本(ティファナ)が「てへ☆」っていうのを見て空音は涙目。


「……空音うるさい、ティファナウザい」


「そのセリフはさっきから何度も聞いてるわ」


山本の姿で女言葉使わないで!


「あ、ごめんごめんご☆」


≪ボフン!≫


「これならいいでしょ?あ!」


元の姿に戻ったティファナは何かを思い出して続けて質問してきた。


「あんた達を呼んだ理由を思い出したわ!あんたたちのまわりにほかにリボーン好きの子いる?」


呼び出した理由忘れるなよ。僕の周りには居ないけど……、空音は?」


「えー、みんなリボリボにされなかったーorzやっぱり替え歌で「りぼりぼにしてあげる♪」を歌ったのがいけなかったのかなー?」


「しるか。ちなみに内容は?」


ツナ総受


「とりあえず死ね。良い子は真似しちゃいけません」

ティファナは付いていけない話なのか目が点になっていた。


「…………………………………………。要するにあなた達の周りにリボーン好きさんいないって事?」


「リボーン≧自分の空音はともかく、ボクと同じくらい好きな人はいない。つかこれ以上被害増やす気かよクソ神が」


「まったく、理沙ちゃんも女の子なんだからクソクソ言わないの☆」


「うるせぇ!本当の事を言ったまでだ!」


実はクソ神って言うセリフからずっとパンチを繰り出しながら話しているのだが、ティファナは楽々とかわしていくのだった。


「もう、うるさいわねー……。じゃあこのあともう一人来るから仲良くしてやってね?」


「もう一人!?」


「ゼェゼェ……つか、一回ぐらいパンチくらえよ」


断る


「〜〜〜〜〜!!!(怒)極限ストレート!



* * *



「おぷぐぇ!!!!!」


「え……、何でシャマル……」


理沙の放った極限ストレートはシャマルの顔面にめり込んでいた。


「おーいてて……目が覚めたと思った瞬間にパンチが来るとは思わなかったぜ」


「……あの、ここは保健室ですか?」


「ああそうだぜ。ベッドもちゃんとあることだしヤr「変態は空音だけで十分です」まぁまぁそう恥ずかしがらないでいいんだぜ?」


「恥ずかしがってねーよ!つか中年のおっさんが中学生襲っていいと思ってるのかよ?」


顔がやたら近いシャマルの額を突き飛ばして睨みながら訊いた。


「……お前実は高校生だったりするんじゃねーのか?」


「ええ!?なぜわかった!?」


「そりゃあ、女の子だったら腰の形で見分けられるぜ?高校生なら大丈夫だよな!」


「ちょ!くるなぁぁぁぁ!!!」


ボゴッ!


今シャマルを殴ったのは理沙……ではなく、空音だった。


「ハッ!理沙を犯していいのはあたしだけだ!」


シャマルは背後から殴られて前のめりにベットに顔を突っ込んだ。


「……僕が殴る労力を使わなくて済んだのは感謝するけど、聞き捨てならないセリフが耳に入ったよ?


「えー?だって理沙はナイスバディーだからやっぱり狙われやすいんだよ。こうでも言って置かないと」


「全く空音ちゃんは小学生並にツルペタのくせに元気だねー」


「小学生って言うな!あんたなんかいっそ獄寺と家光さんに犯されてればいいんだ!」


腐発言自重しろ


「おいおいオレは男には興味ないぜ?あ、そうだ!空音ちゃんの胸を大きくするのにおじさんが手伝ってあげよう」


シャマルの手が伸びて、


「来るなぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」


≪ガスッ!≫


空音の蹴りが股間に的中した。


空音ナイス!


理沙が空音に向けて親指を立てると隣のベッドから何やら男の子の声がした。


「さっきから………うるさいよ」


ヒバーン!(居たの!?)」


「おい空音、ヒバーンってなんだ。ごめんなさい雲雀さん決して悪気があった訳ではなく元とは言えばこのジジィがいけないんです。だから咬み殺すのは勘弁して下さい」


雲雀は床でピクピクしているシャマルをチラって見て理沙に凶悪な笑みを浮かべた。


「君達は朝の転入生だよね?えっと名前、夜乃理沙だったよね?理沙はまだ僕と戦ってないよね?」


「煤I!!!(咬み殺されフラグ立ったー!)」


「ええええ!?ちょ、雲雀さん怪我はどうしたの!?ここは安静にするべきじゃないの!?」


「……じゃあ空音でもいいよ」


「いやーーーー!!!!」




(結局僕達咬み殺されたorz)


(せめて武器があればよかったのに……orz)




09/10/12





[*前へ]

2/2ページ


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!