series 謎の3人組 ーーー此処はとある学園の、一部の人間しか知らない一室 そこには、この学園の生徒だと思われる3人の少年がいた 「なぁ、いっくん、今日の俺っちいつもどおりかっちょいーい?」 金に近い茶色の髪を、ワックスで遊ばせた少年が言う 「あぁ、今日もいつもどおりアホ面だ」 その言葉に答えたのは、いっくんと呼ばれた黒髪短髪の少年だった 「なにおー!く、くそ!やっちんはそんなこと思ってないよね!ね!」 「ギャハハ!イチの言うとおりだぜぇ!相変わらずルイは馬鹿っぽいぞぉ!」 やっちんと呼ばれたのは、赤と黒のツートーンの髪をした少年だった 耳についた沢山のピアスが痛々しい 「やっやっちんまで!うわーん!いっくんとやっちんのばーか!」 「ギャハハ!あー、たのしー」 コンコン そこに、1つの音が飛び込んだ 「おい、ルイ、ヤス 客だ」 イチの一言で騒いでいた二人はピタリと黙った そして、 イチは傍に置いてあった帽子を深く被り ヤスは着ていたトレーナーのフードを被り ルイは懐にいれていたピエロの仮面を付けた 3人とも顔が見えない ガチャリ 扉が開いた 「「「ようこそ、貴方の願い叶えて差し上げます」」」 ーーー此処はとある学園の、一部の人間しか知らない一室 3人の少年が貴方の願い、叶えてくれるでしょう continue→→→ [次へ#] [戻る] |