short
ロックオン(副総長X強気脇役)
俺の友人が、族の総長をしている人に告白された。そして、何故か俺も巻き込まれている。
お昼。友人に連れられて屋上に来た。
「春哉。もっとこっちに来い。」
「え、あ、は、はい///。」
「可愛いな…。」
「///。」
なんだこりゃ……。何故俺は友人のこんなゲロ甘い会話を聞かないといけないんだ。俺、来た意味あんのか?
「ねぇ、オトモダチ君?」
ふと、声をかけられたと思いそちらを向くと、副総長様でした。
「……なんすか?」
「キミさぁ、オトモダチだって言って、あんまりオレ達に関わってこないでねぇ。ちょーしにのられるとメイワクだからぁ。」
「は?」
なんだと?
「たまにいるんだよねぇ。そういう子。だからぁ、春哉君の事があるからしょーがないけどぉ、必要以上に関わってこないで。」
何で俺がそんなことを言われなきゃいけねぇんだ。俺だって来たくて来た訳じゃねぇよ。キレそうだ。
「聞いてんのぉ?……チッ、うぜー。」
プチ
はい、キレたー。
「あ゛ぁ!てめぇ今何つった!?チッ、うぜー?こっちのセリフじゃい!何で俺が来たくて来た訳じゃねぇとこで、んなこと言われなきゃいけねぇんだよ!関わるな?ちょーしにのるな?誰がするか!自意識過剰も大概にしろ!春哉が告白なんてされなかったらてめぇらの事なんて眼中にねぇっつうの!あぁもう、シネッ!!!!!」
バンッ
俺はそれだけ言って屋上からでていった。
「…………どうしよう。あの子、いいかも。」
だから、副総長のこんな言葉なんて、聞こえるはずがなかった。
ロックオン
ロックオンされちゃいました!副総長×巻き込まれです。ここから副総長の怒涛の攻めがはじまります。
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