DEATHGAME
ロイside
ーーーオレ達は今、労働中だ。労働は日替わりで様々な種類があるが、今日は家畜の世話。
う〜〜〜、オレ昨日なんであんなに怒っちゃったんだろ〜。今さら自己嫌悪だよ〜。ラウド怒ってるかな〜?嫌われちゃったらどうしよ〜う……。わ〜ん!!
「ロイ?どうしたんだ?今日元気ないな?」
オレが作業をしていると、ナフスが声をかけてきた。
「ナフス…。」
「何かあったんなら相談にのるぜ。だから、1人でため込むなよ。」
……………すきっ!!ナフス大すきっ!!そんなこと言われたら、すきになっちゃうじゃん!!
ナフスの言葉に感動し、プルプル震えていた。その時………、
フワッ
「え……?」
「もっと俺を頼ってくれよ…。俺、お前のダチだろ……?」
抱きしめられた。ナフスに。
トモダチ…、トモダチ……か。オレにはそんなもの必要ないと思ってた。ラウドだけが居てくれればいいって。だって皆、離れていくじゃん。結局、1人になっちゃうじゃん。
でも、ナフスはどうだろう…?この子も他の奴と同じで、離れていってしまうんだろうか?こわい…。他の奴等なんかどうでもいいけど、ナフスが離れて行くこと、それがこわい…。ナフスはオレに、ラウドとは違う感情をくれた。そんな子が離れて行く………?
わからない………、わからないよ……。教えて、ラウド……。
頬をつたう涙をとめるすべはなかった…………。
(俺はナフス。よろしくな。)
(ロイ!トランプしようぜ!)
(ギャー!!アレクさんに殺される!ロイ助けてくれ!)
(俺達は弱小コンビじゃねぇーー!っていつか言いたいな!)
(ロイと一緒にいると落ち着くんだ。)
[*逃げる][堕ちる#]
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