DEATHGAME
◆
「アンタ気持ち悪いのよ!」
ドカっ!
「そんな目で見るんじゃないわよ!」
バシっ!
きょうは一段とはげしい。
「ウザイんだけど〜、クソばばあ〜。」
「っな!!!!」
ばばあの顔がいかりで真っ赤にそまる。
「いい加減にしなさい…。」
ばばあはそういいながら、どこかにいった。
「アンタ1人くらいいなくなっても、誰も悲しまないのよ…。」
ばばあがもどってきた。その手ににぎられているのは…………包丁。
え〜、ちょっとしゃれにならないんだけど〜。オレピンチ?
「泣き叫んで死ねばいいわっ!」
ばばあはそう叫んで、オレにむかってきた。オレはいきなりなことで身体がうごかない。
しぬっ!
「っロイ!」
ドン!
横からしょうげきがきて、オレはたおれた。
「ッラウド!?」
たすけてくれた人、ラウドをみる。
「ラウド、うで………血が。」
ラウドはオレをかばったおかげで、うでに包丁がかすったようだ。
…………ラウドのうでから血が流れる。
ドクン、
「あ、アタシは悪くないんだから、ぜ、全部、あ、アンタ達のせいなんだから、」
ドクン、
「っロイ?」
ドクン、
あのばばあや、ラウドがなにかいっているが、まったくきこえない。きこえるのは自分の心臓の音だけ……。
ドクンッ!
「ヒャハッ!ばばあ〜、
コロス。」
ロイside end
[*逃げる][堕ちる#]
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