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DEATHGAME



「てゆーかアレクさん。まだ説明する事ありますよ。」



まだあるのか?



「ん?…あ〜そうだったな。大事なこと忘れてたぜ。




……処刑人のことをな。」


「しょけいにん?」


「あぁ。ここは監獄だろ?罪を犯した奴がいれられる所だ。当然、死刑の奴だっている。そいつ等を処刑する奴だ。ここの奴等は皆処刑人を恐れている。」


「でも、別に関係なくねーか?死刑の奴だけだろ?」


「それが、そーでもねぇんだよ。なんでも話によると処刑人は囚人たちに混じって俺達を監視しているらしい。」


「処刑人の気にさわるようなことすんなよ。
前にバカにした奴が次の日……


バラバラにされてたんだ。」


「だから恐れられてんだよ。」


そんな奴が存在してんのか。

やっぱりここはおかしい!
平気で人を殺せる奴がいるなんて!



「俺は処刑人なんて認めねぇ!そんな簡単に人の命を奪う奴を!」


「ちょっバカっ!さっき言っただろ!何処で聞いてるかわかんないんだぞっ!」



ナフスは必死に俺の口を塞ごとしているが、俺は止まらない。


「そんなの恐くねぇよ!来るなら来いってんだ!俺は逃げねぇ!」


「アレクさんも止めて下さいっ!
って、何笑ってんすかっ!」


「くくくっお前らおもしれー。」


「離せナフスー!」



もはやカオス;






やっと落ち着いてきたころ、さっきから一言もしゃべってないロイを見た。



「ロイ?震えてるけど大丈夫か?」


「そいつ俺よりビビりなんだ。」


「似た様なもんだろ。弱小コンビ。」



ロイは震えながら答えた。



「だ、大丈夫だよ。リン君もき、きをつけてね。」



ロイやナフスを見て、コイツらは俺が守ってやろうって思った。





こうして俺の監獄生活が始まった。



リンside end



[*逃げる][堕ちる#]

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