DEATHGAME
◆
4人でアレクの房にはいる。
「あ〜と、自己紹介からはじめた方がいいな。
俺はさっきも言った通り、アレクだ。ここハートのトップをやっている。」
「俺はナフス。
お前が害のなさそうな奴で良かった。」
「僕はロイですっ。えっと、よっよろしくお願いします。」
ナフスとロイね。よし!覚えた!
「俺はリンだ。よろしくなっ!」
「さて。自己紹介も終わったしここのルールを説明するぞ。
ここは監獄といってもけっこう自由だ。まぁ労働の時間もあるが、それ以外のときは何処に居て何をしててもいいからな。」
「質問いいか?さっきから言ってるハートとかってなんだ?」
「あぁ、今から説明する。ここDARKHOMEには3つのグループが存在している。ハート、ダイヤ、スペードだな。ここに来る前トランプひいたろ?そこで自分のグループが決まる。」
「なるほど。それで?」
「この3つのグループは敵対していて、争いが絶えないんだ。毎日競いあっている。そこで、殺しや、強姦も少なくない。」
「強姦って男しかいねーのになんで?」
「男しかいねーからだよ、皆溜まってんだ。男に手だしちまうんだよ。」
マジかよ、信じらんねぇ。
「…。」
「どうした?恐くなったか?」
俺が黙っていて怖じ気づいたと思ったのか、アレクが心配そうに聞いてきた。
「ありえねぇ、腐ってやがる!こんなところ俺が変えてやる!」
「は?」
「はい?」
「えっ?」
「俺が正してやるっ!」
3人はぼーとしていたが、はっとして気がついた。
「くくくっ!お前本当おもしれーなぁ。好きだわぁ。
なぁ、俺のにならねぇか?」
「なっ///!」
「アレクさん、何口説いてんすか。
あ〜、なんか頭痛くなってきた。」
俺はこれからのことと、アレクの言葉で精一杯で、ロイの小さい声は聞き取れかった。
「ヒャハッ!やっぱりたのしそう〜♪」
[*逃げる][堕ちる#]
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