闘う女と情報屋
折原臨也という人物
ドサッ
目の前で次々と男が倒れていった
ある一人の青年の手によって
「大丈夫ー?」
その青年は私に微笑んだ
『ぁ、ありがとうございますっ!』
「いいよー別に」
『あの!あなたのお名前は!?』
「俺は折原臨也。君は?」
『私の名前は………』
――臨也side――
―ほんの気紛れだった。今日も自殺志願者の相手をし、帰るときに公園を通るとまだ中学生くらいの1人の女を男10人が囲んでいた
おおっと?俺は正義の味方でもなんでもない
その場を過ぎようとした。
しかし、
『邪魔です。退いていただけませんか?
私これから約束があるんです』
女の冷静な声で足が止まった
そんなに大きな声でもないのに、
周囲にハッキリと聞こえる
何処か逆らいがたい重みを含んだ声
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