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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜守護の光〜
extra1 02



はやて
「シスターシャッハから聞いた事なんやけど……」

『シャッハに? 何を?』

はやて
「えっと……機動六課設立、手助けしてくれてたんやって? 私の為に」

『……さぁな』





何を言っているのだろうか

自分は、いつものように色んな世界を見て回って

あの人の事をしらみ潰しに捜査していただけだ

六課の設立なんて、関係ないかったから何もする事はなかった




はやて
「ありがとな。本当に慎君には助けてもらってばっかりやな」

『……何の事だ?』

はやて
「隠したいならそれでもええよ。でも、言わせて。ありがとう」

『……用件は終わりか?』

はやて
「うーん……」





考えないでほしい

仕事上の話しは、苦手なので早めに此処から解放してほしい

あんまり話すと、どうも私情関係の話しを持ち出してしまう

何より、敬語は使わなくとも仕事とか言う堅苦しいのは苦手だ




はやて
「あっ、今から陸士108部隊に行くんやけど、一緒に来てくれへん?」

『108部隊に?』





陸士108部隊

その部隊はスバルの父親が部隊の長を務めており、そこに姉も所属している

はやての古巣でもある

自分もはやて繋がりで二人とは仲がいいし

今日の仕事――資料整理は大した事はないので断る理由もない




『あぁ、いいぞ』

はやて
「よし。じゃあ、準備が出来たらまた連絡入れるから」

『あぁ』





また後でな

そう言い、手をヒラヒラと振りながら部隊長オフィスを後にする

はやての準備が整うまで、少し時間がかかりそうだ

それまでの間、資料を纏めるにも中途半端になるだろうし

新人達の訓練の様子見でもして来るとしよう






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