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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜守護の光〜
extra1 07



リイン
「あれ? フェイトさんとシグナム?」


『あえてスルー』





ここは、資料室


過去の事件に関する事柄や


隊員達がまとめた資料


指名手配犯の起こした事件を探れるらしい





それで、そこの部屋にフェイトと


八神家の1人で桃色の髪をし


凛とした感じを持つポニーテールの女性


シグナムが何かを話していた





この二人になった時は大半が模擬戦の話し


巻き込まれると面倒なので、さっさと次の所へ向かおうとするが――




リイン
「――シグナム〜!」


シグナム
「どうした? リイン? むっ、慎か」


『ちっ……』





リインがシグナム元へ飛んで行った為


直ぐに見付かってしまった


フェイトもこっちに気が付いた

面倒臭い事に巻き込まれそうな予感がする




フェイト
「おはよう、慎」


『……おはよ。シグナムも元気そうで何よりだ』


シグナム
「お前もな。主達にこちらへ来たと聞いていたが……よく、騎士カリムがお前をこちらへと寄越したものだ」


『聖王教会には元々いないようなものだから、六課へ飛ばして少しでも役に立てとって感じだろ』


シグナム
「ほぅ、なるほどな」


フェイト
「慎、今は何してるの?」


『リインに隊舎内を案内してもらってる』


リイン
「はいですぅ!」


フェイト
「言ってくれたら私がやったのに……」


リイン
「ダメです! これは、はやてちゃんからリインが任せられたお仕事ですから、リインがやります!」


フェイト
「あーごめんね、リイン」





違ったのだろうか


模擬戦の話しではなく、普通に話してたみたいだ


思わず一安心




『お前達はここで何を?』


シグナム
「資料を取りに来ただけだ」


フェイト
「私も資料を取りに来ただけ」


一応確認してみたが


模擬戦の心配はなし


その類いの話しはしていないから


完全にそうみたいだ




リイン
「じゃあ、次行きまーす」





二人に手を振って、先に飛んで行くリインの小さな背中を追いかける


部屋を出る時に、二人の会話が盛り上がっていたのは気のせいだったろう






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