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【桃先輩っ!】


…俺は最近こう呼ばれるとどうも心臓がドキドキしてきてうるさいったらありゃしねー…

こうやって俺のこと呼ぶのは一年のあいつしかいないんだけどよ…

あーやって下から見上げられるとなんつーか…


…可愛い…
って思っちまうんだよな…



「桃先輩っ!!」


「えっ!!???」


「なんスかその反応…俺お化けじゃないんだけど…」

リョーマは桃城の大袈裟な反応を見て桃城の顔を不機嫌そうに見上げた


「いや…別に何でもねーって!!ほら!!部活行くぞ!」

一方桃城は、ずっとリョーマのことを考えていたため急に本人が登場したためかなりビックリしていたのだ。



「? うぃーッス」







あー、やっぱ今も可愛いかったなー…
こいつ肌白いし、猫目だし生意気だし小さいし…
…越前の全部が可愛い…
このまま押し倒しても……


…いや、何考えてんだ…
クソー…越前を見てると心臓に悪いぜ…









桃城の葛藤はまだまだ続く…






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