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「あっ、はぁっ…んっ…部長…さ…ん」
リョーマは手塚が与えてくれる刺激全てに体を震わせて喘いだ。
片方の胸の粒を舐めてやり、もう片方を指の腹でこねたり潰したりするとリョーマはいっそう高くて甘い声を出した。
「やっ…めて下さいっ、そこ…ばっか…」
リョーマは手塚がしつこく乳首ばかりを触ってくるのでたまらなくなって手塚を見つめた。
「しかし、そのわりにはここを硬くしているが…?」
手塚はリョーマのズボンの上からリョーマのソレを優しく掴んで焦らすように触りながらわざとリョーマが恥ずかしがるような台詞を言った。
いつものように…。
これで記憶が戻るならそれに越したことはない。
しかし手塚も今は"記憶を戻す"ためというよりは明らかにこの敬語で可愛いリョーマを楽しんでいた。
「あっ、だめっ…!」
リョーマは手塚がそんなことを考えてるとは気がつくわけもなく、手塚がリョーマのズボンを下着ごと脱がそうとしている様子を見て涙目で訴えた。
しかし手塚はそんなリョーマをもろともせず、全てを脱がした。
「見…ないで…」
リョーマは恥ずかしがって前を自分の手で隠すように前のめりになるような姿勢になった。
「見なきゃ出来ないだろう?」
手塚はそう言ってリョーマの髪を優しく撫でてやって抱きしめた。
「前の僕は…こんな恥ずかしいこと…してたんですか?」
リョーマは手塚の体温に安心したのか自分自身を隠していた手を手塚の背中に回して問いかけた。
手塚はその隙を見逃していなかった。
「あぁ…。前のお前は恥ずかしがりながらもこういうことをしてくれてた…」
手塚は微笑みながらリョーマを見つめた。
「じゃ…じゃあ、僕も…頑張って…、あっ!!」
リョーマの言葉はリョーマ自身の喘ぎ声で掻き消された。
手塚がリョーマのソレを上下に扱き始めたからだ。
「あっ、やっ…だ、手離して…!」
リョーマは手塚の背中に手を回したままだったので爪を立てて訴えた。
というより自分自身のソレを他人に触られるあまりの気持ち良さに爪を立ててしまったのだ。
「頑張るんじゃなかったのか?」
手塚は軽く笑みを浮かべてリョーマを見た。
その間もリョーマのソレをなぞりながら焦らしていく。
「だって…いきなりっ…すぎっ…」
リョーマは手塚を上目遣いで見上げてそう言った。
リョーマのソレからは絶え間無く蜜が零れていて、後ろの穴までぐちゃぐちゃに濡らしていた。
そして手塚はリョーマのソレを扱きながら後ろの穴に指を入れて掻き回し始めた。
「あっ、はっ…、や…めて…下さいっ…んっ…」
リョーマは手塚の指が自分自身の恥ずかしいところに入ってきたにも関わらず、絶えず自分で出しているとは考えられないような甘い声を出し続けて感じていた。
「少し声を抑えたらどうだ? 下に聞こえるぞ?」
手塚はリョーマの耳元で囁き目線を部屋の入り口のドアにやった。
「っ、んっ…んんっ…、んっ…っ…」
リョーマは手塚の言葉を聞いてから下にいる父や母に聞こえないように自分の口を必死に手で抑えた。
しかしどんなに声を抑えてもぐちゃぐちゃと響く水音は嫌でもリョーマの耳に入ってきた。
恥ずかしい…
こんなこと…僕が…
リョーマは恥ずかしさで頭の中がいっぱいだった。
部員の前では冷静沈着な手塚が今はこうやって自分を攻めている。
そう思うだけで何故だか分からないけど恥ずかしいのだ。
そうしているうちにリョーマの中はだいぶ解れたようで手塚の3本の指も楽々くわえていた。
そしてそれを確認した手塚はリョーマをベッドに押し倒してリョーマの入り口に自身をあてがった。
今までリョーマと手塚はベッドの上で座ったようなままの状態だったため急に押し倒されてリョーマが「え?」っと一瞬困り顔をしたが次の瞬間には手塚はリョーマの中に自身をゆっくりと入れた。
「―――っ、…あっ…はっ…」
リョーマは指とは比べものにならない程の大きさが入ってきたことに一瞬息をつめたが、例え今は記憶がなくても何度も手塚を受け止めていたそこはすぐにその快楽を思い出して手塚を締め付けた。
「そんなに締め付けるな…」
手塚はリョーマの髪を優しく撫でてやり落ち着かせた。
「むっ…りっ…、あっ、んっ…」
リョーマは頭を左右に振って無理と訴えたが手塚が最初は慣らすようにゆっくりと動いていくとそれに合わせてリョーマの甘い吐息が漏れる。
手塚がリョーマのいいところを突き上げるとリョーマは何も考えられずに喘ぐことしか出来なくなった。
下にいる父親達のことも頭の中から消えてひたすら手塚の首につかまって涙を流した。
「いいのか?そんなにいやらしい声を出して…下に聞こえるぞ?」
手塚はリョーマのことをからかうみたいにそう言った。
「んっ…、はぁっ…あ、いじわるっ…」
リョーマは手塚を軽く睨んでそう言った。
だが睨んでも涙で濡れた瞳はもっとと誘っているようにしか見えない。
「意地悪で結構だ」
手塚はそう言ってリョーマを引き寄せ抱っこするみたいにリョーマを起き上がらせた。
そして手塚はリョーマを抱っこした状態でまた動き始めた。
今度は自分の体重分も手塚が突き上げる度にかかるので更に深いところまで手塚のソレがあたった。
「あっ、だ…めっ、あ、はっ…もう…」
リョーマは手塚にしがみついて限界を訴えた。
手塚はそんなリョーマに優しく微笑んでからリョーマの奥を更に数回深く突いた。
「――――っ…!!!」
リョーマは喘ぎすぎて声が枯れたのか声にならない声のような吐息を出しながら体を弓のように反らせて白濁した液を出した。
同時に手塚もリョーマの中で絶頂を迎えた。
そしてリョーマは手塚の腕の中であまりの気持ち良さに失神してしまった。
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