これって運命?/バジル
あぁ､暇だなぁ
そう思ってただ散歩してただけだった
ただ曲がり角を曲がっただけだった
ドン､という音をたててから私は地面に尻をついてしまう
｢ったた…｣
｢っ…｡あ､大丈夫ですか!?
お怪我は……?｣
君との出逢いは運命だった
だって私はただ気まぐれに歩いてただけなんだから
｢大丈夫です｡すみませんでした｣
｢いえ､こちらこそすみませぬ｡ちょっと急いでたので…｡
あ､拙者はこれで失礼します｣
｢あっ､はい｣
君の第一印象は面白い子だと思った
だって今どき'拙者'って自分のことを言ったり変な喋りかただったから
直ぐに走っていったから
君の名前は知らない
何処に住んでいるのかも
なんにも知らない
君のことは何も分からない
でも…君の顔が頭から離れない
また会いたいって…そう思うんだ
これはもしや一目惚れという奴なのでしょうか………?
ねぇ
､君はどんな人?
名前は?
何処に住んでいるの?
考えれば考えるほど君への想いが募るばかり
数日後､私はまた君に逢ったあの場所に行った
ただ､偶然………
今度は私がボーっとして歩いていた
そしてまた､誰かとぶつかる
｢いったぁ…｣
頭をおさえてそっと目を開ける
目の前の人物を見て､私は目を見開いてしまう
｢あ………!!｣
だってそれは君だったから
『これって運命?』
(ううん)
(きっとそれは必然)
***
バジル君は未来編に出てからなんか好きになったｗｗ
なｗｗぜｗｗだｗｗｗ
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