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最強なのはたった一人の少女

「ふんふーんふーん」

サウザントサニー号に陽気に鼻歌を歌っている少女がいる
この船の船員全員が賞金首の中、唯一の一般人だ
なぜこの船にいるのかというと、悪魔の実を食べたから
戦い方も知らない少女は麦わら海賊団に保護されている
といっても、戦わないだけでサンジやチョッパーの手伝いをしたりしているし、麦わら海賊団の仲間というのは変わりない
それに、彼女への溺愛っぷりは相当のもの


「ちょっとゾロ!掃除したいから起きてよー」
「んあー?何だよ、一緒に寝っか?」

ぐいっと名前を引っ張ってあっという間に自分の腕の中に

「ぐえっ…ゾロ、苦しい!」
「…」

名前の声も虚しく、ゾロはぐっすり寝てしまった


「………こんの馬鹿野郎!!!!!レディーにそんな扱いすんじゃねぇ!」

助けてくれたのはサンジ
ゾロの頭にかかと落としがヒットする

「んだとこのクソコック!!!」

ただ、助けてくれるのはいいがその後はゾロとサンジのケンカが始まる
二人がケンカするとどこかしら壊れてしまうから嫌なんだ

「名前!こっちこいよー」

ケンカしている二人をよそに後ろからルフィたちが呼ぶ

「うー…何か私のせいでごめん」
「大丈夫だって。アイツらがケンカするのはいつものことだしよー」

「んーでも、二人を止める方法あるわよ」
「ナミ、本当に!?」

ちょっと何か企んでいる笑みに見えたが気にしないでおく

「えぇ。ね、ここではっきりさせましょ
名前の好きな人は誰?」

いつの間にかゾロとサンジも来ていて、皆私の答えをじっと待つ

私の好きな人、かぁ…


「…」
「え?」

「ルフィのお兄ちゃん!!」
「えぇぇええええ!?」

「前この船に遊びにきたでしょ?優しくて頼りになってかっこいいもん!」

まさかの名前の答えに誰もが肩を落としていた





最強なのはたった一人の少女

(また会えないかなぁ…)





***
落ちはまさかのエースw
そしてまとまってない文章www
ちなみにヒロインの年齢は12くらいのイメージ





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