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雲の下 いつもの場所/シカマル


「あー、めんどくせぇ…」

あ…!


今日はとてもいい天気だ
雲も綺麗に空を流れている

そんな日に私の想い人はいつものあの場所に居た


「よっ!シカマル」

「…あ?って名前か」

寝転んでいる彼を上から見下ろす

「やっぱここに居たんだ
ナルトが探してたよ」

「ナルトが?
…どうせろくでもない話だろうな」

そう言って全く動こうとしないシカマル

「ちょっと…行ってあげなさいよ」

「別にいいだろ?
今日はこうやってのんびりしててぇの」

「ふーん…じゃあ私も寝転ぼ」

ナルトには悪いけど私だってシカマルと一緒に居たいんだ

「いい天気だねぇ…」

「あぁ…つーかお前いつまで居る気だよ」

「何よ、邪魔?」

「別にそういう訳じゃねぇけど…
こんな天気のいい日に出かけねーのかなと思って」

何を言ってるんだ、こいつは

出かけたいに決まってる
でも…それよりもあんたと一緒に居たいんだ、私は



だから言ってやった

「私はシカマルと一緒に居たいの!!」


「ふーん…」

シカマルはそういうと5秒程停止していた


「は!!?」

やっと意味を理解したみたい

だって少し頬が赤く染まっていたのが分かったから


「何よ、本当のこと言っただけだもん
私は皆と出掛けたりするより、あんたと一緒に居る方がいいの!!

だって…」

シカマルは鈍感だ

私はあんたが好きだから毎日しつこく会いに来てたの

あんたが好きだからいつも一緒に居たの


「好きだもん」


シカマルはパクパクと口を開け閉めしたと思ったら今度は急に黙り始めた


「女に先越されるとは情けねぇよな、俺」

「は?どういう…」

シカマルはわたしの腕を引っ張って唇を近づけた



  『雲の下 いつもの場所』


  (俺も好きだから)




***
シカマル夢です!
管理人のシカマル愛し度は異常ですよ(・∀・)←





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