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VS山吹

次は山吹だ

多分キヨや仁は疑わないと思うけど…他の人はどうだろうか

その前に仁はよくやった、と言う気もする





「あ、壇…くん」

彼はどう思ったのだろうか

「僕っ…先輩がやったなんて思いたくないですっ………!
でも、麗華先輩は確かに怪我してました…」

そうだよね

信じることはなかなか難しいんだ


「僕はやってない。誰に何と言われようが…絶対にやってないよ」

「っ……!」

壇の目を見て話すと後ろに影が現れる


「仁…」「阿久津先輩…」

「あ?……………潤、とうとうやっちまったんだな」

ニヤニヤした顔で言うなよ!

「やってないから!陥れられたの、麗華さんに」

「そうそう、潤がそんなことできるわけないだろー?」

阿久津が来たと思えばそれに続いて千石もやって来た

千石は笑ってはいたもののいつもと何か違う

無理してるみたいだ


「全く仁ってば…。少しはキヨを見習え!」

「あぁ?」

「そういえば潤。もしかして麗華ちゃんがーー…」



「おい千石」

千石が何かをいいかけたときに山吹の部長、南が遮る

「南。どうかした?」

「お前…そいつは簡単に人を傷つけるやつなんだぞ?」

「なっ……。南だって話してみて分かっただろ!?
潤はそんなことするやつじゃない!」

千石が説得しようとしても南達は冷たい目をしていた

「南っ……」

「キヨ、いいんだ!」

そう思っても仕方がないんだから

「僕なら大丈夫だから」

潤の真っ直ぐな瞳を見て千石は何か思ったのか、こっそり耳打ちをした


「何かあったら必ず言って。阿久津もあんなこと行ってても心配してたから
それに壇くんも…」

「うん、わかってるよ。ありがとう」


潤がそう言うと千石は悲しそうな目で笑った







VS!?

(キヨにあんな顔させてしまった。…僕の負け)

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あきゅろす。
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