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地獄へのご案内

あーあ。仁の奴め…

まぁ昔よりは丸くなったのかな

そんなことを思いながら他の学校へと挨拶をしにいく


四天宝寺は、みんなすごく仲が良くて謙也のいじられようがおもしろかった←

ルドルフは、最初は馴染めそうになかったけど…見た感じよりおもしろかった

六角もみんな仲が良くて、ダビデとバネさんの漫才がおもしろすぎ

不動峰はほぼ後輩ばかりだけど仲良くしてくれた。それに深司の愚痴がおもしろい



「先輩…」

「赤也?どした」

「なんか他校の感想が全部おもしろいかが基準になってますよ」

「だってみんなおもしろいんだもん!!」


なんて会話をしていると遠くの方から杏が走ってきた




「あ、潤いた!」

「杏、何かあったの?」

「先生達がマネジ召集しているみたい。行きましょう!」

きっと合宿の間の仕事についてだろう

潤と杏は調理場へと急ぐ





「先生-?」

調理場には壇が先に来ていて潤達の少しあとに麗華も到着した


「よし、全員集まったね!」

先生は青学の竜崎スミレしかいなく、話しを進めはじめた

「皆に集まってもらったのは夕飯の話しだ
時間を見てもらえば分かるがあと二時間で夕飯となる
皆には分担して作ってもらいたい」

確かに八校もの学校が集まると人数が多い

潤は立海と氷帝

杏は不動峰と四天宝寺

壇は山吹とルドルフ

麗華は青学と六角を担当する


「大人数で大変かもしれないが頑張ってくれ!」

僕たちが夕飯を作る間、皆は体力作りを兼ねて何キロか走ってくるみたいだ

疲れて帰ってくるだろうし美味しいのを作らなきゃな



「僕、料理苦手です…」

「そうなの?じゃあカレーにしようか
カレーならけっこう楽だし、僕も手伝うよ」

「潤君が言うなら賛成〜!
じゃあ材料取りに行こっ」

「えっ!?あ、うん」

僕は麗華さんに腕を引っ張られて倉庫に行く

杏や壇君は苦笑いで僕達を見送っていた

三泊四日、この調子なんだろうな…

呑気にそんなことを考えていた僕はバカだった






だってこの先には地獄が待っているんだから





(さぁshowtimeの始まりだ)

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